私は昨年5月(2021年5月)からテスラ モデル3 ロングレンジ(ギガ上海モデル)を所有していました。
ここで、実際にモデル3LRに1年以上ほぼ毎日乗り、走行距離16000kmを超えた私がモデル3(テスラ車)について、思っていることを良いこと悪いこと、包み隠さず書いてみようと思います。
このサイトを見てくれている方はテスラの良いところはご自身で調べたりである程度知っているだろうから、悪いところを重点的に書こうと思う。
気になっている人が多いであろう、故障やサポート体制についてもはっきり書くよ!
①良い点
・先進性を含む、車のスペックは最高。特に加速については、異次元の加速を感じられる。ショールームの担当と話をしたら、「試乗して貰い、直線で踏ませたらほぼその場で買ってくれる」と言っていたのが印象的だったぐらい、異常に早い。他にもガラスルーフ、オートパイロット、デザインなど、テスラ車にしかないものが多々ある。
・バッテリー、ほぼ劣化しません!
16000km走りましたが、バッテリーの劣化はほぼ0でした。本当に素晴らしいバッテリーマネジメントです。
・想像しているより故障は少ない。
・航続距離が他のEVと比べても優れており、普段使いできる。
・ガソリンスタンドに行かなくて良いのは想像以上に楽だった。
・電気代もガソリン代に比べて格安でランニングコストが安い。
・レア感があった(後ろに詳しく書いています)
②悪い点
・モデル3が増えすぎた!
これが個人的に最大の悪い点です!2021.5時点では、私の地元では全く見ず、数か月に1度遭遇するかしないか、という程度でしたが、現在は1日に1回は見ます。全くレア感がなくなりました。
・進化が早すぎて、去年と今年モデルでは別物
これは良い点でもあるのですが、普通の車と全く進化スピードが違います。数か月に一度、大幅なハードウェア・ソフトウェアの変更が入ります。ソフトウェアについては、アップデートで対応できるのですがハードウェアについてはそうはいきません。
例えば、私の2021年5月納車のモデル3LRは航続距離は公称で580kmでした。ですが、約1年後である現在は689kmで、2割程変わっています。1回の満充電で走れる距離が100km変わるって、別の車ですよね?
航続距離以外にも、シートの素材が変わったり、ファントムブレーキ対策としてレーダーを削除しカメラだけにしたりと、なんにせよ1年も立てば、「名前だけ同じ別の車」になります。
そしておそらくモデルYも、同じことが起きるでしょう。具体的には、現在のRWDモデルのバッテリーが4680セルへの移行、もしくは現在テスト中というブレードバッテリーへの移行が行われるはずです。こうなると、去年→今年のモデル3LRと同じように、大幅な航続距離や出力の違いにつながるはずです。
こういったように、仕様が短期間で大きく変わるのが問題点でもあり、凄い点でもあると思います。
・リセールが全く不明
これまた個人的に大問題です!上で説明したように、
・進化が早すぎること
・価格が頻繁に変わりすぎること
主にこの2点により、現時点では、テスラ車は全くリセールが読めません!
今年購入するモデルY RWDですが、早々に上で述べた4680バッテリーやブレードバッテリーへの置き換えが入り、買取価格が暴落する可能性もあり得ます。仕様が違うんだからそりゃそうですよね。みんな新しくて良いバッテリー搭載されている中古車欲しいと思うのは当然です。
逆にプラスになることもあり得ます。例えば、私のモデル3LRは499万円(有料色だったので実際は+13万円ほど)でしたが、購入金額を遥か上回る金額で売れました。16000km走って、年式相応に小傷や汚れがあったにも関わらず、です。
モデル3LRの売却については、別記事に詳細をまとめたいと思います。
ちらっと、モデル3LRの買取価格についてヒント・・・
③サポート体制
予約は必須で最短でも5日後などになる。また、モバイルサポート(家まで来て直してくれるやつ)を依頼すると、普通に1か月先などを提示される。それを除けばサポート自体はそれほど悪くない。
ただ、1点。部品交換になった場合、部品が届くまで数か月かかったりする。実際私は2月に依頼した修理で、部品が届いたのが5月だった。走行に大きな影響がない部品なら我慢できるが、主要部品が壊れれていたら、と考えると怖い。
以上、とりあえず今日はこんな感じで!
コメント